空巣犯人が犯行を諦める理由

都市防犯研究センターにより、空き巣が犯行を諦める理由が統計されています。まず約60%の割合で近所の人に見られた事によって犯行を諦めています。
犯人は顔を覚えられるわけにはいきませんので、極力地域になじむような変装を行っています。セールスマンや工事業者、ラフなスタイルなどをしていますので、
もし怪しい人を見かけましたら、挨拶などの声かけを行い犯人を寄せ付けないよう。
次に約30%の割合で、窓の補助錠・犬・警報装置があることを理由に犯行を諦めています。補助錠はまず見た目ですぐにわかりますので、犯行に及ぶ前に犯人に諦めされる
効果が期待できます。次に犬を飼っているかどうかですが、実際は犬の扱いに慣れている犯人や、いつもよく吠えている犬の場合は犯人は臆することはありません。
次に面格子がある・防犯ビデオ
がある・警官に出会うことで約20%の割合で犯行を諦めます。面格子の場合は窓からの侵入を目的とした犯人であり、面格子を外す手間と時間を考えて
犯行を諦めているのですが、人目につかない・手慣れた犯人であれば諦めることはありません。面格子も外されないよう対策し、ステンレスなどの頑丈なものを取り付けるようにしましょう。
防犯ビデオは抑止力に大きく貢献するものですが、効果的な場所でなければ犯人が避けて通る・電源を切るだけでおわってしまう可能性があります。
その他、合わせガラスがある・センサーライトがある・空き巣注意の看板があるなどがあります。これらの条件が多ければ多いほど、犯人は犯行を諦めやすくなりますので、
出来るだけ多くの対策を行っていきましょう。